無能唱元の阿頼耶識活用講座!無能唱元監修

三浴の薦め

三浴の薦め

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時に心身を洗い直すことが必要である。なぜなら、われわれは、とかく文明のアカにまみれがちだからである。このアカは、気がつかない内に、われわれの心身の健康を損なうのである。では、具体的にどうすれば良いのか?私は三浴ということを、人に薦めている。

  • 一は「水浴」である。これは水を浴びることだが、湯浴みつまり、風呂や温泉に浸かることでも良い。
  • 二、これは、気温にもよるが、できるだけ、裸で風に肌を晒すことである。これは、湯浴みの後でも良いし、夏なら、水浴とあわせて行なわれる。これを「風浴」という。
  • 三、は「光浴」である。これは必ずしも、太陽の紫外線のみを浴びることを意味しない。要するに、できるだけ裸体に近く、薄着になって、昼間の光を浴びることである。

これらの三浴は、要するに、文明への逆行である。より原始的な生活への接近である。あるいは、より不便なる生活へのあこがれと言っても良いかもしれない。われわれの心身の健康にとって、このような部分的であるとはいえ、文明の逆行が必要であろうか?

昭和の初期、現在のSFにあたる空想科学小説には、火星人の襲来が、よく取り上げられた。その火星人の姿は、頭ばかりが大きく、胴体がほとんどなく、足ばかりが長くて、タコの姿にそっくりだった。

なぜ、そのような姿が空想されたのかと言えば、高度に発達した文明は、頭脳のみを必要とし、他の肉体的諸器官は退化してしまった姿を想定し、描き出されたものであろう。

文明とは、諸事、便利にすることである。便利とは、人間の労力を無くすことでもある。すると、便利の極みは、人間、タコのようになることなのか。そんなふうに考えると、人間の進歩にも、あまり嬉しい気分が感じられなくなる。

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